出来高爆発は主力エントリー最初のシグナル:3 種異常ランキングを一気に見る
本記事は当サイト4 段階教育構造を採用:コンセプト / 当サイトの計算方法 / 数字の見方 / 注意事項。
1. コンセプト
株価は結果、出来高は原因。主力がエントリーすれば必ず出来高に痕跡を残す。
- 出来高爆発:当日出来高が異常拡大(20 日平均の 2 倍以上)= 大口買い・売りの介入
- 52 週新高値:今日の終値が直近 1 年最高 = 買い方が全売り圧力を完全吸収、過去のしこり区間突破
- 52 週新安値:今日の終値が直近 1 年最低 = 売り圧力が買いを完全に圧倒
- A/D Ratio(騰落比率):当日上昇銘柄数 / 下落銘柄数、市場の全面性を測定
これら 4 シグナルは通常、テクニカルチャートよりリアルタイム — MA、MACD、KD は遅行指標、出来高と新高安は同期または先行指標。
2. 当サイトの計算方法
2.1 出来高爆発
volume_ratio = today_volume / mean(vol_20d_excluding_today)
- 分母:過去 20 取引日(30 暦日で推計)当日除くの平均出来高
- しきい値:デフォルト ×2.0(当日出来高 = 20 日平均の 2 倍)
- 当サイトは ×1.5 / ×2.0 / ×3.0 / ×5.0 の 4 つしきい値クイック切替
サンプル要件:過去 20 日内に最低 10 取引日のデータ(新規上場 / 復活直後の銘柄サンプル不足回避)。
2.2 52 週新高値 / 新安値
new_high = today_close >= max(close_252d) × 0.995
new_low = today_close <= min(close_252d) × 1.005
- 252 取引日 ≈ 380 暦日
- ±0.5% 誤差許容:浮動小数点誤判回避、「2 銭差で新高値見逃し」の技術的漏れ回避
サンプル要件:過去 1 年で最低 100 取引日データ。
2.3 A/D Ratio(騰落比率)
A/D Ratio = advances / declines
advances:当日 chg_pct > 0 の銘柄数declines:当日 chg_pct < 0 の銘柄数- 通常:A/D > 1.5 → 強気全面上昇;A/D < 0.67 → 全面売り圧力;1.0 付近 → 分岐
2.4 キャッシュ戦略
ランキング全体 @cached(ttl=3600)(1 時間キャッシュ)、理由:
- 場中(09:00-13:30)毎時再スキャン、最新出来高変化を反映
- 大引け後は結果固定、再計算不要
3. 数字の見方
3.1 出来高爆発 × 騰落方向 4 象限
| 出来高 | 騰落 | 意味 | 次のステップ |
|---|---|---|---|
| ×5+ | +5%+ | 大商い急騰 — 主力が強気で買い集めor好材料発酵 | 材料面確認、翌日続伸かを観察 |
| ×5+ | −5%+ | 大商い急落 — 主力売抜けor悪材料発酵 | 警告、空売り追随でなく回避 |
| ×2〜5 | 緩やか上昇 | 出来高増 + 価格上昇 — 健全な強気シグナル | 継続保有 / エントリー可 |
| ×2〜5 | 緩やか下落 | 出来高増 + 価格下落 — 変調注意、チップ換手の可能性 | 3 日以内の反発力を観察 |
| ×2+ | ±1% 以内 | 大商いだが上下せず — チップ大量換手で同位置 | 危険シグナル(天井 / 底値転換の可能性) |
3.2 新高 / 新安の統計的意味
統計上、トレンド市場では:
- 強気相場:新高 : 新安 = 10 : 1 以上
- 弱気相場:新高 : 新安 = 1 : 10 以下
- 市場転換期:新高銘柄数が急に 50 → 5、新安が 5 → 50 は典型的警告
当サイトはページトップに直接表示:
- 52 週新高銘柄数 / 比率
- 52 週新安銘柄数 / 比率
比率 5% 超で強気 / 弱気シグナル明確な市場状態。
3.3 A/D Ratio の判読
| A/D 区間 | 市場状態 | 色 |
|---|---|---|
| ≥ 1.5 | 強気全面上昇 | 濃赤 |
| 1.0〜1.5 | やや強気の分岐 | 薄赤 |
| 0.67〜1.0 | やや弱気の分岐 | 薄緑 |
| < 0.67 | 全面売り圧力 | 濃緑 |
重要応用:指数 +1% でも A/D = 0.8 → 指数が少数の大型値嵩株に押し上げられている、多数個別銘柄は実際下落 → 市場構造はむしろ弱含み。
3.4 3 つを交叉して見る
- 出来高爆発 + 新高値:最強気シグナル、主力突破確立
- 出来高爆発 + 新安値:最弱気シグナル、主力ロスカットor悪材料爆発
- 出来高爆発 だが chg_pct 小:チップ換手だが範囲離脱せず、方向に注意
- 新高銘柄数 >> 新安銘柄数 + A/D > 1.5:市場明確な強気
- 新高新安両方多い + A/D ≈ 1:両極分化、個別銘柄相場が指数に勝る
4. 注意事項
⚠️ 出来高比は相対、絶対ではない
×5.0 の出来高比は普段の不人気銘柄で当日人気銘柄より意味あり。不人気銘柄は元々日次出来高低、×5 でも人気銘柄の 1% 未満の可能性。絶対出来高(当日出来高の百万単位)と組み合わせ判読が必須。
⚠️ 権利落ち日が偽像を作る
権利落ち日の権利付気配は自動的に下げられる、当日株価が実際上昇しても表示される chg_pct はマイナスの可能性(調整なし)。新安ランキングが権利落ち銘柄を誤抓の可能性。
緩和:当サイトは現在調整なし、ある銘柄が突然「大幅下落で新安値」と見たら、まず権利落ち日か確認。
⚠️ 新安ランキングは弱気相場で爆増
2024/8 大下落、2020/3 COVID 期間、1 日に 300+ 銘柄が同時に 52 週新安値。ランキングは上位 30 のみ表示(最大下落)。完全リストには上級クエリが必要。
⚠️ 新規上場株は参照期間不足
上場 252 取引日未満の銘柄は新高安ランキングに出現しない(サンプル不足)。一部新規上場の小型株がこれで漏れる可能性。
⚠️ A/D Ratio に不変銘柄を含まない
変動 0 の銘柄は計算に含めない。極度に閑散な日に大量銘柄が約定なし → A/D Ratio が歪む可能性。
⚠️ 出来高爆発の「20 日」は暦日近似
当サイトは 30 暦日逆算 ≈ 20 取引日使用(厳密 SQL ウィンドウは高コスト)。長期休暇後(旧正月、国慶節)の平均出来高ベースが若干偏る。
⚠️ 場後単元未満株を控除しない
「当日出来高」は場中ティックのみ、場後決定価格・単元未満株取引含まず。大型値嵩株の真の出来高が 10〜20% 過小評価される可能性。
延伸閱讀
- 〈ヒートマップ 4 種の読み方:騰落率はその 1 つ〉(P1A.2)
- 〈マーケットブレッドス:何銘柄がトレンド線上にあるかは指数より正確〉(P0.1)
試してみる
- 異常シグナルスキャン を開く、出来高しきい値 ×1.5 / ×2 / ×3 / ×5 を切替
- 強気日に A/D Ratio > 1.5、新高比率 > 5% かを確認
- 弱気日に新安ランキングがどの業種に集中するかを確認(先行指標が多い)
- 出来高比 ×5+ の銘柄をクリック、K 線チャートで出来高価格突破有無を確認
- 📐 をクリックして公式、サンプル要件、52 週誤差許容設定を確認